滑り止め工事
美しさと強さを併せ持つ仕上がりを。確かな施工技術でお客様の想いにお応えします 古市タイルが採用しているSGS(スリップ・ガード・システム)は、大理石や御影石、セラミックタイルなどの素材の美観を生かしたままで滑り止め処理を施します。
滑りの要因である「水の力」と、6万から10万個の小さな穴が生み出す「吸盤力」を利用することで、驚くほど抵抗力を増大させることができるという魔法のような特殊施工技術です。
TILE WORKS タイル工事イメージ画像

対象床材

素材の美観を生かしたまま、
御影石など下記の建築材の滑り止めを実現します。
御影石・大理石・磁器タイル・陶器質タイル・セラミックタイル
テラゾータイル・コンクリート・モルタル等々。

施工時間

新築・改修工事いずれの場合でも平均4~6時間で施工完了。
SGSによる滑り止めの原理
高品質で安心の一括施工
通常、床面と足が密着した状態で歩行すればガラスの上でも滑りにくいものです。 しかし、床面と足の間に、水や油分等の別要素が入り込むことにより「滑り」が発生しています。特に浴室やプールサイドと水周り関係の場所では、水垢や温泉成分、体脂肪分等が付着することもあり、さらに滑りやすい状況が作られます。 また、クッション性のある履物が滑りやすいのは、中に入っている空気がすべりの要因になっているのです。
高品質で安心の一括施工 踏み込みによって吸盤力が上がるの図
石材に含まれる軟らかい成分を化学反応で溶かし、直接約7マイクロメートルの穴を床材にあけて滑りにくくする技術です。 穴の数は成人男性の片足一歩分で約6万から10万個になり、床が濡れると、その無数の穴の中に水が入り足底との吸盤力が強まるため、水の移動が抑えられて滑り止め効果が現れます。 吸盤力とは穴に入った水の表面張力効果を利用してできる力のこと。1つ1つの穴の大きさは小さいが、穴が無数に集まれば大きな力となり、高い滑り止め効果を生み出します。SGSは、滑りの原因である「水分」を逆に活用し、滑りにくくする画期的な工法です。
高品質で安心の一括施工
SGSによって床材にあける穴の大きさは約7マイクロメートル。 これは、ほぼ人間の赤血球と同じ大きさで、スギ花粉のおよそ10分の1。 電子顕微鏡でなければ確認できないくらい小さな穴です。 そのため、床材に凹凸ができることなく美観や質感を最大限に活かしながら、 高い滑り止め効果を得ることができるのです。
SCS床面拡大画像施工前
施工前
SCS床面拡大画像施工後
施工後
施工例
大手国内ホテル 大手国内ホテル
省庁などの公的施設 省庁などの公的施設
超高層貿易ビル 超高層貿易ビル
スポーツスタジアム スポーツスタジアム
施工の流れ
長時間、効果が持続
SGSは水に濡れたとき、特に高い滑り止めの効果が発揮されます。 また、床材に直接空けた穴がなくならない限り効果が保たれ、 床材自体の磨耗速度は施工前後で変わらないので、施工後5年以上も効果が持続。 歩行頻度の少ない場所なら、さらに長期間効果が 持続されます。
アフターメンテナンスは簡単
施工後、特別な道具を使用したメンテナンスは一切不要です。ただし、床材の表面に汚れが付着するとSGSの効果が正しく 発揮されないことがあるため、通常の清掃で汚れをしっかり取り除いて下さい。また、施工後にワックス等の処理を施すとSGSの滑り止め効果が失われてしまいます。
中和作業不要
SGSは中性の液剤を使用するため、中和作業が必要ありません。
5年間の施工保証
SGSは施工後に保証書を発行致します。最大で5年間の保証が付き、万が一、施工後に滑りやすくなってきたという場合でも安心です。
短時間で施工
特殊な液剤を用いた施工のため、騒音・ホコリ・臭いが出ず、都合の良い時間帯での施工が可能です。
美観はそのまま安全に
床材に肉眼では見えない小さな穴を空け、そこに溜まった水の表面張力を利用して滑り止め効果を得ます。